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徹底比較!最新キッチン

-ワークトップ・シンク・収納をチェック-

リノベーションで、どんなキッチンにしよう?大手各社の最新キッチン、それぞれの特徴は?
そんな疑問に答えるべく、実際にLIXIL(リクシル)、TOTO 、Panasonic(パナソニック)の3社のショールームで取材してきました。カタログだけではわからない、各製品の良し悪しをご紹介します。「大人のリノベ」ライターがユーザー目線で大人リノベ世代の方に人気の各社の上位機種を取材してきました。PR記事ではないので、安心して読み進めてくださいね。
  
*LIXIL、TOTOのショールームの方には写真撮影と掲載の許可をいただいております。

LIXILのキッチン「リシェルSI」の特徴

LIXILは2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生しました。統合した5社のうち3社(sunwave、INAX、TOSTEM)は長年キッチンの製造を行っており、sunwaveにいたっては1947年からキッチンの製造をスタートしています。
そんなLIXILのキッチンを「LIXILショールーム東京」で、取材してきました。

最上位にして人気モデル「リシェルSI」

ベッドルーム
 

 LIXILのキッチンの中では高価格帯ながら、選べる機能が多く、予算に応じてオプションを増減できるため、一番人気のあるシリーズ。その特徴をご紹介します。

 

熱にもキズにも汚れにも強く、美しい「セラミックトップ」

 
リシェルSIの最大の特徴は、セラミック素材のワークトップが標準仕様なこと。セラミックは焼き物なので、熱、キズ、汚れに強く、変色しづらいという利点があります。ワークトップの上に、熱い鍋をそのまま置いたり、まな板を使わずに包丁を直接使ったりしても劣化しないというのだから、驚きですよね。自社でセラミックトップのキッチンを製造している国内メーカーは、LIXILだけなんだそう。
 

▷表面はざらざらとした肌触りで、好みが分かれるところかもしれません。
 

▷こちらはグレーズホワイト。
見た目はとても美しく、マットな質感で、高級感があります。キッチンを中心にした家づくりをしたい人には、魅力的なデザインなのではないでしょうか。
 

▷セラミックトップのカラーは6色。一番人気は、真ん中の「グレーズグレー」とのこと。
マイナスオプションとして、アクリル素材の人造大理石やポリエステル素材の人造大理石、ステンレスのワークトップも選ぶことができるんです。
 

丈夫でキレイな「ハイブリッドクオーツシンク」

 
ハイブリッドクオーツはLIXIL独自の素材で、クオーツ(石英・水晶)とアクリルの長所を活かした素材。マットでカウンタートップの質感とも相性がいいデザインになっています。人造大理石のシンクに比べて汚れが落としやすく、毎日のお手入れがラクに。ステンレスのシンクよりキズは付きにくく、キズが付いたとしても付属のお手入れセットのヤスリで研磨すればキレイになるとのこと。自分でメンテナンスできるのは嬉しいですね。セラミックトップとは素材が違うので、熱い鍋をそのままシンクに置いてしまう人は注意が必要。熱には、ステンレス製のシンクのほうが強いそうです。
 

ラクな姿勢で出し入れできる「らくパッと収納」

 
収納を引き出すと、扉が斜めに傾いて引出しがスーっと動きます。てこの原理を利用して、約70%の力で開くように設計されているそう。斜めになるポケット部分には、使用頻度の高いキッチンツールや調味料を収納するのによさそうですね。
 

 

 
この引き出しは、扉部分が斜めになっていることによって、引出しの下の段の開口部も大きくなります。下の段に入れたモノの出し入れもしやすくて、便利そうですね。こういった細やかな機能性の高さは、上位機種ならではです。

TOTOのキッチン「ザ・クラッソ」 の特徴

 

TOTOのキッチンは1981年に販売が開始されました。
そんなTOTOのキッチンを、「TOTO東京コラボレーションショールーム」で、取材してきました。

 

“きれい”にこだわる「THE CRASSO〈ザクラッソ〉」

 
TOTOのシステムキッチンは、ザ・クラッソとミッテの2商品。機能も価格もシンプルなミッテに比較して、機能もオプションも充実しているザ・クラッソは上位モデルです。
その特徴をご紹介します。

 透明感がきれいな「クリスタルカウンター」

 

▷この透明感、伝わりますか?
光を透過するエポキシ樹脂を採用したワークトップ「クリスタルカウンター」がオプションで選べます。エポキシ樹脂は、すりガラス調の素材で、凹凸はなく手触りはなめらか。繊細な見た目に反して、熱にも強く丈夫な素材で、船舶や飛行機にも使用されている素材だそう。とはいえ、セラミックトップほど頑丈ではないそうなので、ワークトップをまな板代わりにして包丁を使うのはNGです。

 クリスタルカウンターは無地を選ばれる方が多いそうですが、4種類の柄も用意されています。

▷好みもあるかと思いますが、奥行のあるアイランドキッチンなどでは、柄が映えそうですね。ワークトップは、人工大理石やステンレスも用意されていて、豊富なラインナップの中からお好みのものを選ぶことができます。カウンターとシンクの素材は同じにした方が、デザインもすっきりしていて、継ぎ目がなく掃除しやすいので、人工大理石で統一される方も多いそうです。

大鍋も洗いやすい「タッチスイッチ水ほうき水栓」

水栓は、手前の丸い部分を押すと水が出るので、手が汚れているときでも簡単に水の出し止めができます。根元のレバー部分が汚れにくいのが嬉しいですね。

  

シャワーは縦長で、高い位置から出るので、大きい鍋なども洗いやすくなっています。とはいえ、高い位置から水が落ちると水のはねが気になりそう。その点、この水栓は水に空気を含ませることで水粒の一粒一粒をボリュームアップしており、水はねしにくく節水にもなる設計になっています。

「スクエアすべり台シンク」はシンプルな四角い形状で、汚れが溜まりにくいそう。ごみや野菜くずが滑りやすく、なおかつコップなどの食器が倒れないよう、3°の傾斜がついています。

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「きれい除菌水」で清潔に

▷水やお湯が出る水栓の横に、TOTO独自の「きれい除菌水」が出る水栓が並んでいます。

「きれい除菌水」とは、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水のこと。薬品や洗剤を使わずに、水から作られていて、時間がたつともとの水に戻るので、環境にやさしいのが特長です。排水溝の網かご、まな板、包丁、布巾などに吹きかければ除菌ができます。また、最終使用の8時間後に自動で噴射する設定もできるので、旅行などで家を空けるときにも、きれいな状態を長持ちさせることができますね。

Panasonicのキッチン「Lクラス」 の特徴

家電メーカーだからこそ、自社の最先端の電化製品をキッチンに搭載できるのがPanasonicの強みです。そんなPanasonicのキッチンを「パナソニック リビング ショウルーム東京」で取材してきました。

  

わがまま全部叶えてくれる「Lクラス」

キッチンにこだわる方は多いですよね。そんなあなたの「こうしたい」という思いを、すべて受け入れてくれるのがPanasonicの最上位モデル、Lクラスキッチンです。その特徴をご紹介します。

 スゴピカ素材の「グラリオカウンター」

スゴピカ素材は、Panasonicが独自に開発した有機ガラス系の樹脂素材。有機ガラスは、汚れが付きにくく落としやすい素材で、陶器よりも軽くて丈夫な素材とのこと。水族館の水槽や飛行機の窓ガラスにも使われているそうです。
 
そんな有機ガラスの透明感と、雲母の輝きで、天然石のきらめき感や積層感を忠実に再現しているのが「グラリオカウンター」。凹凸のある表面加工が施してあり、高級感のある空間を演出することができますね。もちろん、ワークトップは人造大理石やステンレス、メラミンなどの素材からも、選択することができます。
 
このほかにも、扉の素材は多数用意されている色柄の中だけでなく、ドアなどの建具の中から選んでオーダーメイドで造作することも可能とのこと。夢が広がりますね。

 10年間ファンの掃除不要「ほっとくリーンフード」

換気扇の掃除って、面倒ですよね。このフードなら、全自動おそうじファンが付いているので、10年間使用してもファンの汚れは従来品の1年分しかたまらない設計とのこと。
 
そのほか、油の溜まる「ラクウォッシュプレート」は年に1回食洗機で洗う必要がありますが、普段の掃除は表面をサッと拭くだけでよいそうです。ほっとくリーンフードは、Panasonicのキッチンにしか搭載することができません。この換気扇を希望される方は、Panasonicのキッチンに決まりですね。

「マルチワイドIH」のキッチンはPanasonicだけ

段差が少なく、さっとひと拭きできれいになるのが、IHコンロの良いところですよね。そのIHが横並びになっているのが、Panasonicの特徴。横並びのコンロだと、調理中に鍋やフライパンがぶつかりにくかったり、コンロの手前のスペースを有効活用したりできますね。
 
ただし、グリルがないことと、幅を確保できないキッチンだと作業スペースが狭くなってしまうというデメリットもあるようです。ワイドコンロはこれまでは3口が主流でしたが、「マルチワイドIH」は、鍋が3つでも4つでも使用することができる設計になっています。また「Irori Dining(いろりダイニング)」は、コンロの下がオープンに。ダイニングテーブルのようにイスに座って、コンロを囲んで食事をすることもできます。

まとめ

いかがでしたか?
人気メーカー3社のショールームに潜入取材をして、各社の高価格モデルのキッチンについて、詳しくご紹介しました。
 
WEBサイトやパンフレットの広報用写真ではわからない、リアルな感じをお伝えできたのなら幸いです。

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